スペシャル対談 | 株式会社ビービーエフ 安住氏対談「LTV-Zaiko開発秘話」
スペシャル対談 | 株式会社ビービーエフ 安住氏対談「LTV-Zaiko開発秘話」
株式会社ビービーエフ
取締役 EC事業部長
安住祐一氏
大手スポーツブランドや、国内外のハイブランドの自社ECをシステム構築、フルフィルメント~マーケティングまでサポートするBBFにて、DX、マーケティングの支援を担当。
2015年12月まで、国内有名下着通販の通販部 部長。
オムニチャネル型のWebサイトやスマホアプリの開発・構築、スマホUI最適化など数々のプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。
DMP導入やUI改善グロースハックプロジェクトなどを主導。
Web広告、インバウンドマーケティングなどWEB戦略、CRM戦略全般に関わる。
今回は、株式会社ビービーエフ取締役、在庫分析・可視化ツール「LTV-Zaiko」アドバイザーである安住祐一氏の対談を通じて、「LTV-Zaiko」の開発秘話をお聞きいたしました。
柴田:LTV-Zaikoの開発へのアドバイス誠にありがとうございました。
今回弊社にご協力いただきましたきっかけはどのようなきっかけからでしょうか?
安住氏:まずはLTV-Zaikoのリリースおめでとうございます。
ネーミングは社長のセンスを疑うがね(笑)
きっかけは、元々はだいたい10年近く前くらいから、LTV-X社のCRM/MAシステム(LTV-Lab)を、弊社が担当している各ブランドに多く使ってもらっていて、そこからの出会いが初めでしたね。
LTV-Zaikoの話をもらったのが、ちょうどコロナ期の頃でした。
時期的に各アパレルブランドが売上拡大に苦しんでいる中、LTVの分析ノウハウを使って、大量生産大量販売ではなく、サステナブルな消化を進めるシステムができないか、という相談があったと記憶しています。
我々はアパレル企業様の多数の取引があり、現場のノウハウも持っているので、LTV-X社の考え方に賛同し協力させていただいた背景となります。
柴田: ありがとうございます。
我々も安住さんのアドバイスもあり、システムを進化し続けられています。
ここからは少し機能的な紹介・質問に入りますが、まずは在庫商品の状態を全体的に俯瞰して見る事ができる「ZPM分析」はどう思いますでしょうか?
安住氏:「ZPM分析」ってZaiko Portfolio Management の略だっけ。
社長のセンスを疑うね(笑)
機能としては非常に良いと思う。
現在の在庫商品を各象限にわけて、状態が一目で見る事ができるのは貴重。
まず意識しなくてはならないのが、こういった在庫状態をMDや商品部だけではなく、ECチーム、マーケティングチームまで簡単に見ることができるのが価値が高い。
ここはLTV-X社の分析ノウハウを活用しているんだっけ?
柴田: はい、そうですね。
我々はCRM企業として10年以上、分析作業を行ってきているので、多くの変数を活かした在庫分析・予測は、それを基盤にやっています。
安住氏:すごいね。
柴田:それでは2つ目の機能で「SKU別商品KPI一覧機能」こちらはいかがですか?
安住氏: 商品毎・SKU毎にここまで簡単に「完売予測日」「消化率」等々、簡単にでるのは素晴らしい。
正直近いモノは各ブランド側でも、Excelやマクロを活用して出しているとは思いますが、とても時間がかかっている。
出す事が重要ではなく、出した後、どう考えるかが重要でそこに時間をかけるべき事なので、ここまで簡単にこれらの指数ができるのはすごいと思う。
柴田: CRM(LTV-Lab)との連動はどう思いますか?
安住氏: これが一番すごいんじゃないの。
CRM/MA企業であるLTV-X社さんだからできる部分だと思う。
EC担当者側からすると、売れ行きが悪いモノの原因究明が難しい。
在庫残状況とCRM状況を商品/SKU単位でここまで簡単に確認できれば、ECページでどう改善していくかの指針が付く。
またメールシステムまで連携しているので、分析⇒販促⇒改善 というサイクルが簡単にできる事が素晴らしい。
柴田: 最後に、LTV-zaikoの今後についてアドバイスがあればお願いいたします。
安住氏:商品在庫や廃棄のテーマは、昨今世界的に言われていて、本当に重要なテーマだと思う。
確かフランスでは商品の廃棄を禁止する法律までも制定され、世界的にSDGSの流れはとまらない
と思う。
そんな中、LTV-X社さんはLTV-Zaikoをマーケットに投入し、そういった課題を意識し改善していくという事は非常に意義があると思います。
システム的には、まだまだシステムの進化ができる分野だと思うので、今後各ブランド企業に導入しながら機能を改良し、より良いシステムを提供していってもらえればと思います。
柴田:本日はありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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