値引きだけじゃない、LTV-Zaikoを活用した在庫分析の有効な使い方！

在庫分析をしていく中で、分析の先には値引きなどの施策を考える方が多いと思います。

LTV-Zaikoのような在庫分析ツールを使うことで、在庫状況を可視化することができます。それぞれの商品がどういった状況なのかが一目でわかります。

分析結果をもとに値引きなどの施策に落とし込むことも可能ですが、値引きだけではない施策や、LTV-Zaikoを活用することで、より効果的な在庫の管理ができるようになります。

今回はその方法などをご紹介していきます。LTV-Zaikoを使って、値引き以外の効果的な施策や活用法に興味がある方は、最後までご覧ください。

LTV-Zaikoとは                                         

アパレル関連のお客様の声から開発した在庫管理・分析ツールです。

企業のEC運用担当者が継続的に、より簡単に「余剰在庫の最小化」の工夫を行うことができ、値引き施策のみに頼らない「粗利最大化」を支援し効率化する為に開発された在庫管理ツールです。

LTV-Zaikoの主な機能

◆ZPM（ざいこ・ポートフォリオ・マネージメント）分析

入荷在庫から不良在庫までを在庫状況に合わせて７つのグループにセグメントし、各在庫情報を可視化します。　

ZPM分析は作業効率化とマークダウンによる値引損失を防ぐことで、粗利を上げる事を目的にした分析です。

在庫状況が一目でわかるため、在庫の情報をMD部署以外でも多部署で活用する事が出来るようになります。

◆商品消化予測KPI

各商品単位で、完売予測日や不良在庫化可能性等をふまえ評価を自動提示します。

OFFにする商品・プロパー販売OKの商品、OFF率をMD側・EC運用担当者側でも把握し、

直感に頼らない仕組みを作ることが可能です。

◆LTV-Labとの連携

弊社の提供している、CRM（顧客育成）ツール、LTV-Labは導入実績1,300店舗以上の国内トップクラスのCRMツールです。そのLTV-Labと連携することで、分析から販促などの施策までを一気通貫で行うことが可能です。

ZPM分析を用いた施策や活用方法

ここでは実際にLTV-Zaikoを利用いただいている企業様の活用方法をご紹介いたします。

【例1】EC在庫の補充   

ここでご紹介するのは、全国にある複数の工場で在庫を管理しており、その中から毎月ECサ

イトに寄せる商品をピックアップし、EC専用の倉庫に移動させている企業様です。

今まではECサイトに寄せる商品を手作業でデータを集計・抽出しており、膨大な時間や手間

がかかっていました。

LTV-ZaikoのZPM分析を活用することで、在庫の好調・不調が一目で確認できるようになりま

した。その中で、売れ行きが好調な商品をピックアップしリストアップすることで、ECに寄

せる在庫も、より簡単に、売れ行きのいいものとなりました。

このように、ZPM分析で在庫状況を正確に把握することで、施策以外の部分でも活用するこ

とができます。

【例2】値引きに頼らず売り切る施策

続いてご紹介するのは、【テーマを決めて、特集を組む】といった施策を行っている企業様の事例です。

世の中には、自分の好きな色のアイテムであれば、ついつい買ってしまうという方も多くいら

っしゃいます。それは、好きなキャラクターや好きな形状など色に留まらず多岐にわたります。

こういった方々に訴求するための方法として、この施策は非常に有効です。

普段は見られていない商品や、不調な商品もこの施策によってアピールが可能になります。

では、実際どのように活用いただいているかを下記でご紹介いたます。

まず、不調な商品群の中から色やアイテムなどのテーマを決めます。

そのテーマに基づいた商品をリストアップし、特設ページの作成や、リストアップした商品をメルマガに載せることで露出アップさせます。このように、特集を組んだアイテムをより多くの方に見てもらうことで、値引きせずに売り切っていく、といった施策で活用いただいております。

抽出するリストについても、LTV-ZaikoのZPM分析や商品消化予測KPIを用いることで簡単に抽出できるので工数をかけることなく、様々な施策に落とし込むことが可能です。

まとめ      

今回はLTV-Zaikoを用いた、値引きに頼らない施策や活用方法についてご説明させていただきました。